アルファベット順に入門編で説明抜けている所を中心に解説してます

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  1. C
  2. M
  3. O

C

Cellsプロパティ

VBAでセルの場所を指定する際に使うプロパティです。

基本の書き方:Cells(行番号、列番号)
例①8行目、C列の指定の仕方
・Cells(8,3)
・Cells(8,”C”)
例②変数名での指定の仕方
変数 i=8, 変数 j=3
・Cells(i,j)

Offsetとの組合せの書き方
Cells(行、列).Offset(上下、左右)

例①基準のセルCells(8,3)から右に3移動
Cells(8,3).Offset(0,3)

例②基準のセルCells(8,3)から左に1、上に4移動
Cells(8,3).Offset(-4,-1)

Offset説明用

CellsとRangeの違い

Cells
・単一のセルの選択時
・変数を使用してセルの指定をしたい時

Range
・複数セルを選択したい時
・選択するセルが固定な場合

M

MsgBox(メッセージボックス)

MsgBoxとは、画面にメッセージや警告のウィンドウを表示させる関数です。下のようなコードで写真のようなメッセージボックスを表示することが可能です。

基本構文

MsgBox [メッセージ内容] [ボタン&アイコン] [タイトル]

メッセージについて
入力必須です。文字列なら「”」(ダブルクォーテーション)で囲む。

メッセージのみ指定の例
コード:MsgBox”メッセージを表示します”

ボタン&アイコン
省略可能です。省略した場合はVbOKOnly(0)です。指定する場合は、名前又は値で指定します。
種類は下記タイプです。

メッセージ、ボタン、アイコン指定の例 
コード:MsgBox “メッセージを表示します”, vbAbortRetryIgnore + vbExclamation

ボタン、アイコン指定

ボタン

名前表示
vbOKOnly0OK
vbOKCancel1OK、キャンセル
vbAbortRetryIgnore2中止、再試行、無視
vbYesNoCancel3はい、いいえ、キャンセル
vbYesNo4はい、いいえ
vbRetryCancel5再試行、キャンセル

アイコン

名前表示
vbCritical16
vbQuestion32
vbExclamation48
vbInformation64

タイトル
省略可能です。文字列なら「”」(ダブルクォーテーション)で囲む。

メッセージとタイトルの指定の例
コード:MsgBox”メッセージを表示します”,,”タイトルです”

メッセージとタイトルの指定

O

Offsetプロパティ

Offsetプロパティとは基準のセルから移動したセルを指定したい時使用します。

Offsetプロパティ使用例

  • アクティブセルからのオフセット:ActiveCell.Offset(左右,上下).Value
    例:ActiveCell.Offset(3,-5).Select
  • Cellsを使用した際のオフセット:Cells(i,j).Offset(左右,上下).Value
    例:Cells(2,3).Offset(3,-1).Select セル(“B5”)
  • Rangeを使用した際のオフセット:Range(” “).Offset(左右,上下).Value
    例:Range(“C5”).Offset(3,6).Selectセル (“I8”)